同じアジア圏でも、東南アジアと日本との鉄道事情はかなり異なっている。フィリピンでは鉄道がそもそもメジャーな乗り物ではないし、ベトナムでは逆に長距離移動の手段として親しまれている。タイやシンガポールでは国の文化が鉄道に強く影響している。
フィリピンでは、主にLRTやMRTが住民の移動に利用され、長距離の移動も全国に路線が張り巡らされたバス路線が利用されている。さらに、市内ではジプニー…
ベトナムでは、北部のハノイと南部のサイゴンとの間、1726kmを結ぶ「統一鉄道」で一日に何本もの列車が行き交っている。その為、ベトナムの列車旅では連…
タイは仏教社会であるが、その文化を鉄道の中でも見ることができる。例えば、切符の年号が西暦ではなく仏暦表記であったりする。他にも、タイでは僧侶が尊…
陸路で国境を越えるとき、普通は今いる国の手続きを受けてから渡った先の手続きを受けるという手順であるが、シンガポールからマレーシアへの国際列車を使…