城際特快

従来の中国の鉄道運行のあり方は、長距離区間を運行する列車が一日がかりで一往復するのを繰り返すというもので、近距離区間向けの列車というものは存在してこなかった。しかし、経済が発達するのに伴い近距離を頻繁に運行する列車の需要が高まったことから、専用の高速車両を投入していまや主要な近距離移動手段であるバスと競争するまでになった。例としては、北京と天津の間では専用の特急が一時間ごとに運行されるようになったことが挙げられる。このような都市を結ぶ特急列車のことを「城際特快」と呼んでいる。

中国国内のシベリア鉄道

北京とモスクワの間には2本の国際線が運行しており、そのうちの一つはロシア国鉄によりロシア客車で運行される。その路線は中国国内だけなら国内線としても走っているので、中国にいながらシベリア鉄道の気分を味わうことができる。

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