上海リニア

世界で一番早い営業列車は中国・上海で運行されている「上海磁浮列車」である。上海磁浮列車は世界で初めて営業運転された磁気浮上式のリニアモーターカーであり、最高速度の430km/hもある。しかし、「中国」の列車が最速といっても技術自体はドイツのトランスラピット社が提供したもので、その運行区間はわずか30kmの距離しかない。だが、その30kmの区間をわずか7分ほどの時間で運行してみせる430km/hの速度を体験できるのはこの列車だけである。

中国とSL

世界の国が蒸気機関車の運用を廃止したなか、中国は最後まで主要な運行手段の一つとしてSLを使用していた。北京オリンピック開催をきっかけに中国からもSLの姿は失われていった。しかし、かつては世界で唯一SLが日常で使われている光景を見ることができた。

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