バングラデシュ

「1、2、3...」というようなアラビア数字は世界で共通に使われており、海外を旅行していて言葉が読めないときなどに、情報を知る手がかりになる。しかし、バングラデシュの鉄道で使われている文字は全てベンガル語であり、アラビア数字はおろかローマ字すら使われていない。鉄道の駅名、時刻表、切符など、数字を含むすべてがベンガル語で書かれているので、バングラデシュの鉄道ではベンガル語が読めなければ何の情報を得ることもできない。

バングラデシュ

バングラデシュはイスラム教国家であるが、その文化は生活の様々な場面でみることができる。イスラム教徒にとって一日5回の礼拝は欠かせないものであるため、鉄道の駅内には礼拝専用の部屋が存在し、列車のなかにも礼拝室が存在している。

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