インド

ユネスコの世界遺産は長い歴史を持つものを登録することが多く、鉄道など歴史の浅いものが登録されることは少ないが、インドのダージリン・ヒマラヤン鉄道はその産業的な遺産価値の高さから世界遺産登録されている。鉄道が開発されたのは1825年のことであるが、ダージリン・ヒマラヤン鉄道が運行を始めたのはそれから56年後の1881年である。その後、100年以上にわたって小さな蒸気機関車は街を走り続け、「トイトレイン」と呼ばれ親しまれている。

インド

インドの車両等級の区分は非常に細かく設定されており、区分によっては乗車券の価格差が10倍近くあるなど、値段の差が激しい。これはかつてインドがイギリスの植民地であったことと、インド社会に根付いているカースト制度の精神が原因である。

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