切符の日付
台湾で列車の切符を買うと、そこに記載されている日付が現在の西暦と異なる年数になっていることに気がつく。これは表記されている暦が西暦ではなく中華民国暦であるからであり、切符以外にも台湾では広く見られることである。台湾は中国から来た国民党政権により支配された歴史があり、その時に中華民国歴が公用歴とされたのである。台湾に限らず、タイの仏暦などアジアの国では西暦を使っていないがいくつも存在している。
縁起切符
日本でも愛国駅発―幸福行のような縁起切符が人気であったように、台湾にも人気の縁起切符がある。例としては「保安駅発―永康駅行」の切符があり、縁起がいいとされるのは券に表記された駅名を時計回りに読むと「永保安康」となるからであり、家内安全のお守りにされている。